こんにちは。白玉あずきです。結婚を視野に入れた人生を考えているけれど、さて、どうしたものだかと、もやもやしている働くアラサーのみなさんに、「本当にこの人と結婚していいのか」をジャッジするヒントにしてほしい「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑。第22回は「ホテル代をケチる男」です。
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渋谷区から文京区へ。タクシー代を使ってでも安いホテルを目指す
「ホテル代をケチる男」は、宿が嫌いです。
例えば恵比寿の東口で飲んでいて、このまま泊まっちゃおうかという話になったとき。徒歩圏内のホテルが満室ならば、即、「うちくる?」を提案します。
ウエスティンという選択はない。
単に帰るのが面倒だから「宿」を使う気になっただけなので、想定以上のコストは断固拒否なのです。「そんな金を払うくらいなら、タクシーに乗って家に帰る」です。
ホテル代をケチる男に「恵比寿にいたのに、ここより安いホテルがあるからと湯島のラブホテル街までタクシーで連れていかれたことがある」という女性もいます。
恵比寿から湯島までのタクシー代だってそこそこ、というか、けっこうかかります。トータル経費は上がることのほうが多い。それでもホテル代をケチる男は「泊まるならできるだけ安いホテル」を目指します。
彼にとって、憎むべきは「宿」にお金をかけること。だから、交通費は厭いません。
まぁ、領収書が切れる職業についている割合が高い、というのもありますが。タクシーは切れてもさすがにホテルは無理ですからね。
とはいえ。「ホテル代をケチる男」の「宿」にお金を払いたくない欲はそうとうです。
ホテルが嫌いなわけではありません。スパやプールを利用するのは好き。でも、宿泊はしない。
宿泊を伴う旅行も嫌がります。
国内旅行は日帰り、海外の場合も「寝泊まりできれば十分」と、格安を狙います。
高級リゾートホテルの一室でのんびり過ごす、という発想はありません。「のんびり過ごすなら、わざわざ出かけなくても、家でいいじゃん」思考なのです。
「家が一番落ち着くから」という言葉の裏側には、断固たる「寝る場所に宿にお金をかけるなんて愚の骨頂」という思いが隠れていのです。
こういう男と結婚するとしみったれた気持ちにさせられるからダメ、と言っているのではありません。
ホテル代をケチる男が不倫や浮気をすると、相手の女を家に連れ込む
これがダメの理由です。
「ホテル代をケチる男」は最低限のルールさえ守れない
浮気や不倫をするような男は、そもそもダメ、ということもあります。しかし、たとえ浮気性だったとしても、彼のことが好きだったら「結婚したら変わるかも」という期待が沸くのは当然です。実際に、腹を決めて愛妻家になるという人もいます。多くはないですが。
また、現在までに浮気の実績がなかったとしても、結婚後に続く長い人生の中で、「うっかり」がないとは限りません。その対応として、「万が一、そういうことになってしまっても、バレないようにしてくれたら、戻ってきてくれたら、目をつぶってもいい」と心にメモしている人もいると思います。
そういう女心を破壊するのが「ホテル代をケチる男」なのです。
「寝泊まりする場所にお金をかけるのはもったいない」という気持ちと、家が一番落ち着くという気持ちしか頭にないので、「バレたら逃れようがない」という当たり前のことが頭から抜け落ちてしまう。そして、「女を自宅に連れ込む」という愚行をおかすのです。
いけない恋心を抱いてしまったときに、大切な妻にバレないようにするという、最低限のルールさえ守れないのが「ホテル代をケチる男」です。
「ホテル代をケチる男」は、実家が田舎で部屋数がやたらと多いとか一人っ子とかで、早い時期から個室を与えられていた男性に多い。
自分のテリトリーにいるときの居心地のよさが幼少の頃から植え付けられているので、ほかの場所に出たくない。彼女がひとり暮らしでも、その部屋には寄り付かず、自分の家に誘うのも特徴です。
同棲する場合も、自分が住んでいるところに引き込む。ふたりのために新しい部屋を借りる場合も、主導権は自分。「自分の家」であることを主張します。
彼に思い当たるフシがあれば、「ホテル代をケチる男」の可能性大です。
予定より早く家に帰ってみたら、自分が毎日使っているベッドに知らない女が寝ていたなんていう最悪な経験をしないよう、彼の行動を刮目してみてください。
written by 白玉あずき