長く付き合っているし、同棲もしていて、何でも知っているから安心、結婚も考えたいと思っていたけど、「なんか匂うぞ・・・」とベテラン刑事さながらの嗅覚で、彼のちょっとした言動などから彼の「怪しい」を嗅ぎつけてしまって信用できなくなってしまったことはありませんか?黒だった場合そんな彼の愚かな行動から「ほんの出来心だったのか?それともそれが彼の本当の姿なのか?」という彼の本質が分かれば今後のお付き合いを考え直すきっかけに。さて彼に情状酌量の余地があるのか?実例をもとに迫っていきます。
- Lips Ladyステータス
- 名前 :ユキナ
- 職業 :大手ITベンチャー
- 年齢 :27
- 学歴 :明治大学
- 年収 :500万円
- 交際期間:4年
- 住んでいる所 :自由が丘
- 好きなブランド:BEAMS
- 似ている芸能人:小沢真珠
「同じ会社に勤めている先輩と付き合っていたんです。4年とかだから結構長かったかな。もちろん不倫ではないですよ笑」。
ユキナさんのお勤めの会社の社風的に同僚や先輩、後輩ともに、よく言えば仲間のように、悪く言えばサークルノリで付き合うことが多いそう。
プライベートでも遊んだりすることが多く、同じ会社に勤めている人の中でもノリが合う人たち同士で仲良しグループのようなものが多くあるそう。 ユリナさんは例に漏れず、先輩や後輩たち男女6人ほどの仲良しグループに属していて、そのグループで頻繁に遊びに出かけていたと言います。
そんなグループ交際を数年続けているうちに、2人の関係は始まったそう。
「それこそみんなでバーベキューとか、旅行とかしょっちゅう行ってて。彼のことは、仕事の面では先輩としてとっても憧れていたし、先輩なんですけどプライベートだとお友達みたいな感じで本当に親しみやすくて。ていうか話してて思ったんですけどなんか大学のサークルの恋愛事情みたいですね・・・笑」
大学時代にそんな話よく聞いたことあるなあ・・・と思い、お話を聞いている最中「懐かしい」と遠い目になってしまいました笑
順風満帆に見えた二人の関係。しかし実は彼氏に浮気をされていたことが発覚。
先輩としても友達としても大好きだった彼は一体どんな人だったのでしょうか? 「うーん、見た目はよく言えば佐藤健的な・・・笑。いや実際はもうちょっとモサいし、全体的に疲れた感じは漂っていますよ、もちろん笑。性格は、大学生じゃないですけど“ウエーイ”って感じですかね。意識高い系ウエーイみたいな笑。うちの会社多いんですよね、そういう人。仕事の方は器用にこなすって感じですね。先輩には好かれるし、後輩には飴と鞭の使い方上手でやる気を引き出す、みたいな」。
聞けば聞くほど大学時代のお調子者の先輩を彷彿とさせるエピソード。そんな彼とは1年前にお別れしたのだとか。
「まあ彼のことが信用できなくなったんですよね。具体的には浮気なんですけど。相性自体はとっても良かったと思います。お友達みたいに付き合えて楽しい日々でした」。
取材をしていて女性や男性から恋愛の話を聞いていてやっぱり多いな〜と感じるのが、浮気をされたりしたりする話。
でも1度や2度の浮気だったら、付き合い続けているというカップルも多くいました。
なぜユキナさんはお別れしたのでしょうか。
「いや、1回目は私も許しましたよ。まあさすがに少し怒りましたけど、さすがに。でも2回目はもう許せなかったですね。こういう言い方すると、あれですけど、私のことナメてるよね?って思って笑」
ユキナさんのヤンキー節が炸裂し始めましたが、1度ではなく複数回浮気されるというのは「ナメられている」と思ってしまうのは仕方のないことでしょう。
「だって、浮気され始めたのが付き合い始めて3年目とかだったんですけど、その頃のことよく考えると私との約束を守ってくれなくなってきていて。例えば、待ち合わせの時間とか、家事の分担とか。別に小さなことだったし、当時は気になってなかったけど今冷静に考えると、そういうところに浮気する彼の本質って隠れていたのかもな、と思って」。
2人の付き合いが長ければ長いほど、どうしても関係はなあなあになりがち。
それでも「浮気はNG」や「嘘はダメ」などの人と付き合う上での暗黙のルールを守るのは当たり前ですが「待ち合わせの時間」や「家事の役割分担」などの小さな約束事だからと言って破っていいものではありません。
そうした当たり前のことや小さな約束事を守ってくれないというのは、彼のだらしなさというよりも、彼女を大事にしようという気持ちそのものが減っている明らかな証拠でしょう。
「なんでも許してもらえる」というのは、信頼ではなく、甘えからきている態度。
ユキナさんの言葉を借りるとしたら「ナメられている」ということになります。
「もともと信頼している人だったし、付き合うときにわざわざ浮気だけはやめてねって言わないじゃないですか。人と付き合うときにそんなの当たり前のことだし、そんなことする人だと思っていなかったし。
だけど実際浮気をされてしまったから、『あなたのことは大事で、なるべく色んなことを受け入れていきたいけど、それでも浮気だけはやっぱり受け入れられないからやめてね』って言いました。
それでも2回目の浮気があって、うーん、今度こそは本当に信頼できないなあと思ってお別れしました。
だってそもそもさっきも言いましたけど、ナメてますよね?笑。
どれだけ、付き合いが深かろうと、彼女という大事な人にそういう態度をとる人は、彼氏以前に人として無理」。
ユキナさんの言っていることはあまりに正論。浮気をしている人が聞いたら飛行機の離陸時くらい耳が痛いことでしょう。
「まあ、実際男の人って浮気するのが普通なんですかねえ。浮気は絶対NGなんて夢見すぎ?27歳でそろそろ結婚したいなあと思うから今は婚活中です。嘘つかないちゃんとした彼氏を探して早1年。早く新しい彼氏見つからないかな〜」 と。
ぜひ男前なユキナさんに新しい彼氏が見つかることを祈るばかりです。
小さな約束が守れない人は大きな約束事も守れない
今回のユキナさんが「彼のことを信用できない」と思ったきっかけは、「彼の浮気」でした。ただ浮気をする彼の本質が分かっていれば彼が1度目にした浮気の時点でお別れする決意ができ、2度目の浮気を経験し無駄に傷つく必要もなかったのかもしれません。
今回の取材で印象に残ったのが「約束を守らない」というキーワード。
長く付き合っていく上で小さな約束事が増えていくのは当然のこと。そして小さな約束事だからこそ守られなかった時に別に傷つきもしないし、スルーしてしまいます。
だけどそんな小さな約束事を長く付き合っても守れているか、守れていないかが彼の本質を見抜くための重要なキーとなっているはず。
いつもは気にしないような小さな約束事について改めて意識を向けてみると、彼が本当に信用できる人なのかどうかの1つの判断基準になります。
なんとなく「信用できないかも?」と思っている彼の本質を見極め、彼氏との関係をもう1度見直してみてはいかがでしょうか。